風疹へのアルコール消毒の有効性|感染を防ぐ効果的な方法とは?

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冬から春先にかけて流行するインフルエンザの予防には手洗い、うがい、アルコール消毒が有効だと言われていますが、風疹についてはどうなんでしょうか。

ウイルスによってアルコール消毒の有効性に違いがあるようなので調べてみました。

風疹へのアルコール消毒の有効性

風疹へのアルコール消毒の有効性について話す前に、「そもそも風疹とはどんな病気なの?」ということで特徴についてご説明します。

・風疹ウイルスの飛沫感染で発症する
・およそ3日間の発熱、発疹(ほっしん)、リンパ節の腫れなどの症状がある
・麻疹や水痘に比べ伝染力は弱い
・通常は軽症で終わるが、まれに重篤な合併症を併発することがある
・1度かかると免疫ができるため2度とかかることはない
・3~10歳の子どもが最も多くかかりやすい
・一般的に子どものうちにかかれば症状は軽く、大人になってかかると重くなる傾向にある
・治療法はなく、発熱や関節炎に解熱鎮痛薬を用いるなどの対症療法となる
・妊娠初期の女性がかかった場合、先天性風疹症候群の子どもが生まれることがある
・症状だけで風疹と判断するのは難しい病気である
・アルコール消毒は有効

以上が風疹の特徴になります。

アルコール消毒の有効性については、エンベロープを持つウイルスに対しては認められます。

エンベロープとは、脂肪やたんぱく質でできており、増殖したウイルスの表面を覆う膜のことです。

ちなみにエンベロープを持たないウイルスとはロタウイルスやノロウイルスなどで、これらに使えるのは塩素系の消毒薬しかありません。

感染を防ぐ効果的な方法とは?

風疹の感染を防ぐために最も有効なのは予防接種で、現在では予防接種法による定期接種として義務づけられています。

ただし、1979年4月2日~1987年10月1日の間に生まれたかたについては、努力接種とされていた時期にあたるため予防接種を受けていない可能性があります。

病院で風疹抗体の有無を調べ、抗体がなければ予防接種を受けるようにしましょう。

ワクチンの製薬会社によれば、仮に予防接種を受けていたとしても有効期間は17年とのことなので、最後の予防接種から17年が経過しているなら受け直した方がいいようです。

風疹の感染で特に注意が必要なひとは?

風疹は子どもの頃に感染しているか、予防接種を受け抗体があれば感染することはありません。

問題は感染も予防接種もしないまま大人になってしまった場合です。

特に抗体のない女性が妊娠し風疹に感染した場合、胎児に先天性風疹症候群という障害をもたらす危険性があります。

妊娠初期ほどリスクが高くなる傾向があるため、将来的に妊娠を望むなら風疹の予防接種は受けておくようにしましょう。

妊娠後の抗体検査で抗体のないことがわかった場合は、うがいや手洗い、アルコールでの消毒を心がけ人ごみを避けるなど感染しないための工夫が必要です。

また、風疹に感染した場合、子どもよりも大人の方が症状が重くなる傾向にあるため、風疹の抗体がないかたについては予防接種を受けることをおすすめします。

まとめ

風疹は子どものうちにかかっていれば2度と感染することはありませんが、予防接種をしないまま大人になってから感染すると重症化しやすいと言われています。

妊婦が感染すると胎児への影響が大きいため、妊娠を望む女性は事前に予防接種を受けるようにしましょう。

現在は予防接種が義務づけられていますが、対象となる年齢が努力接種期間にあたる世代については、抗体検査を行い抗体がなければ予防接種を行うことをおすすめします。

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