硬貨を飲み込んだウミガメが摘出手術で寿命が延びたと話題!

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今月6日、タイで硬貨を飲み込んだウミガメが、摘出手術により寿命が延びたと話題になっています。

タイは東部のチョンブリ県にある養殖池で動けなくなっていたところを先月下旬に保護されたものです。

ウミガメは915枚もの硬貨を飲み込んでおり、重さにして約5kg、現地通貨と外国通貨が入り混じっていたそうです。

タイではカメに硬貨を命中させると長生きできるという言い伝えがあり、観光客が幸運を願って投げ入れたものをカメは飲み込んでしまったのだとか。

それにしてもウミガメはなぜ硬貨を飲み込んでしまったのでしょうか。

ウミガメの不思議な生態について調べてみました。

ウミガメはなぜ硬貨を飲み込んだのか?ウミガメの不思議な生態

「鶴は千年、亀は万年」と言われるように、寿命が長いことで知られるカメですが、もともとは陸地に住んでいました。

やがて海へと進出していくようになり、それに伴い海中で早く泳げるようにと手や甲羅が進化しています。

産卵の時期になると砂浜に上がって卵を産みますが、これは海中で卵が死んでしまうためです。

カメが涙を流しながら卵を産む光景を見ていると、何とも言えない感動を覚えるのは私だけでしょうか。

世界には8種類のカメが住んでいて、種類によって食べるものも生活する場所も違います。

ウミガメは基本雑食で海草、海綿動物、クラゲ、魚類、甲殻類などを好んで食べます。

甲殻類なども食べるということから、タイのウミガメは硬貨をえさと勘違いしたのかなと思いましたが、長年硬貨を投げられ続けたストレスが原因とみられています。

ちなみにエサを丸飲みする爬虫類の場合、味はあまり関係がないと聞きますが、同じ爬虫類でもカメの味覚は鋭く、ペットとして飼っていて贅沢させるときりがないという話もあります。

本来のエサではなく、けっして美味しいとは思えない硬貨を、飲み込み続けるほどのストレスとはどれほどのものだったのでしょうか。

それにしても、どうやって915枚もの硬貨を飲み込んだのか、硬貨の摘出手術を行った獣医師も「こんなケースは見たことない」と語っていたそうです。

硬貨の摘出手術を受けたウミガメのその後は?

大量の硬貨を飲み込んで動けなくなったウミガメは、チュラロンコン大学の獣医師らによる摘出手術を受けました。

25歳になるメスのアオウミガメで名前はオムシンといい、タイ語で貯金箱という意味があるそうです。

4時間に及ぶ手術により全部の硬貨が取り出されたオムシンは、呼吸も楽になり快方に向かっており回復を待って海に放される模様。

もし手術をしなければ食べることも排泄することもできずに死んでいたと言います。

間一髪で助かったオムシンですが、カメの平均寿命からみても、この先まだまだ長生きしそうですね。

最後に

どの国にも幸運を願って通例となっているものが多くありますが、今回のケースのように古くからの習わしが、共存する生物にとってストレスを与えてしまっているとしたら悲しいですね。

幸い手術によってウミガメは元気になりましたが、これをきっかけに幸運の願い方にも工夫が必要だと感じました。

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