御歳暮とは何か?誰にいつまでに贈る?気をつけるべきNGマナー

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11月に入ると誰にどんな御歳暮を贈ろうかと、気にし始めるというかたも多いのではないでしょうか。

そもそも御歳暮とは何か、誰にいつまで贈るべきなのか、よくわからないまま贈っているというかたも少なくないかもしれません。

そういう私も御歳暮の時期だから・・・という理由だけで今までは贈っていました。

そこで御歳暮の意味や由来、誰にいつまでに贈るべきなのか、気をつけるべきNGマナーなどについて調べてみました。

御歳暮とは何か?意味や由来は?

 

御歳暮とは年の暮れにお世話になった方々へ日頃の感謝と、今後ともよろしくおねがいしますとの気持ちを込め贈るものです。

同じような意味合いで初夏に贈るものを御中元と言います。

もともと歳暮には年の暮れや年末という意味がありました。

 

御歳暮の由来

 

御歳暮の歴史は室町時代と古く、一般的な風習として全国に広まったのが江戸時代で、今のような御歳暮の形になったのは明治30年頃と言われています。

起源は古くからの行事である御霊祭り(みたままつり)で、お正月に先祖の霊を迎えるためのお供え物として贈られていました。

当時は本家や親元に対して、分家した人や嫁いだ人が直接持っていくのが一般的でした。

 

その後、商人たちが年末のあいさつ回りの際に贈り物を持参したことから、全国的な習慣として広まっていったようです。

これらは「歳暮回り(せいぼまわり)」と言われていて、今では贈り物そのものを「お歳暮」と呼ぶようになりました。

もともとは親族間だけで行われていた贈り物をする習慣が、明治30年以降になると、日頃お世話になっているかたへも贈るのが定番となっていったのです。

御歳暮は誰にいつまで贈るべき?

 

御歳暮は誰に贈るべきかといえば、日頃の感謝の気持ちを込めて贈るものなので、その対象は「お世話になっている人」です。

必ず贈らなければいけないという決まりはありません。

ただ一度贈ってしまうと継続して贈り続けることになり、疎遠になってしまった場合など、逆にいつまで続けるべきなのかと悩んでしまうことがあります。

基本的に贈る相手は、「これからも長くおつき合いが続くであろうと思われる人」です。

これらを基準にすると、会社を辞めてしまった場合や上司が退職してしまった場合などは、そのタイミングで御歳暮をやめてもいいかもしれませんね。

ただし、あくまでもおつき合いが続くかどうかがポイントなので、きっかけのひとつと考えてください。


また御歳暮を贈る時期ですが、本来は正月を迎える準備を始める12月13日~20日の正月事始めの日に行うこととされています。

最近では御歳暮を贈る時期にも幅があり、中には12月1日以降に届くように11月末に贈る人もいるようです。

地域による違いもあり、関東では12月初旬~12月31日なのに対して、関西では12月13日~12月31日とされています。

とは言え、やはり年末で何かと慌ただしい時期に届くのは、相手にとって迷惑ということもあるでしょう。

そう考えると正月事始めの日とされる時期に贈るのが無難なようですね。

御歳暮を贈る上で気をつけるべきNGマナーとは?

 

御歳暮を贈る上で気をつけるべきNGマナーがあります。

・贈ってはいけないものを贈る
・贈る時期を過ぎてから贈る
・高額すぎるものを贈る
・喪中の人宛のお歳暮に紅白の水引を使う

 

それぞれ詳しく見ていきましょう。

 

贈ってはいけないものを贈る

 

御歳暮には贈っていけないものがいくつかあります。

「商品券や現金」
「靴下や下着など」
「ハンカチ」
「刃物」

商品券や現金はお金を恵んでやる、お金に困っているととられることもあり、その後のおつき合いに影響を与えかねません。

特に目上のかたには絶対にNGだということを覚えておきましょう。

ただし家族など親しい関係で気にしないという場合は、逆に喜んでもらえることもあります。

 

靴下や下着などのように直接身につけるものもNGです。

これは贈る相手を踏むという意味になり、みすぼらしい恰好をしているからと受け取られることがあるためです。

 

ハンカチは別れの涙を連想させ、刃物は縁を切るといった意味になり、御歳暮としては不適切なものと言われています。

 

ほかにはお酒を飲まない相手にビールやワインを贈ったり、好みが分かれるような趣味の品を贈ったりするのも避けましょう。

 

贈る時期を過ぎてから贈る

 

御歳暮を贈る時期を過ぎてから贈るのもNGです。

「でもいつも大変お世話になっている相手だから贈らないわけにはいかない・・・」ということもありますよね。

そういう場合はお詫びの挨拶を添え1月7日までなら「お年賀」、以降2月3日までなら「寒中見舞い」として贈るようにしましょう。

※関西の場合は1月15日以降2月3日までに「寒中見舞い」として贈ること

 

高額過ぎるものを贈る

 

御歳暮としてあまりにも高額すぎるものを贈るのは、マナーとしてNGというよりも、相手の負担になってしまうため控えるのが無難です。

一般的なお歳暮の相場は3,000円~5,000円で、特にお世話になっている人でも5,000円~10,000円が妥当な金額です。

 

喪中の人宛のお歳暮に紅白の水引を使う

 

御歳暮を贈る際に特に気をつけたいのが相手が喪中である場合です。

基本的には日頃の感謝の気持ちを込めて贈るものなので、贈ること自体は構わないのですが、それでもいくつか気をつけるべきことがあります。
  • 熨斗(のし)は紅白の水引ではなく無地の短冊に御歳暮と書いて贈るようにする
  • 四十九日を過ぎていない場合は贈るのを控える
  • 年明けに四十九日を過ぎる場合は、1月中旬~2月3日頃までに「寒中見舞い」として贈る
  • 挨拶文を添える場合は、おめでとうなどのおめでたい言葉は避けるようにする
御歳暮を贈る相手が喪中の場合、失礼のないようにぜひ参考にしてみてください。

 

まとめ

 

毎年11月に入ると、お世話になった方々へどんなお歳暮を贈ろうかと悩んでしまいますが、意味や由来をわからないままただ贈っていました。

御歳暮のやめ時や、気をつけるべきマナーなどもしっかり理解できたので、これを機に改めて喜ばれる御歳暮を贈ろうと思いました。

今まで御歳暮の時期だからという理由だけで贈っていたかたも、贈る相手に対する感謝の気持ちとともに、より喜ばれるものを選んでみてはいかがでしょうか。

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